こんにちは、ソーラーコム代表の川口です。
今日は、私たちの家づくりでいちばん大事にしていることを、少しゆっくりお話しさせてください。
テーマは「伝統工法」と「構造計算」。
ちょっと難しそうに聞こえますよね。
でも、安心してください。できるだけ分かりやすくお話しします。
ソーラーコムの家は、無垢の板や梁を、天井や壁に隠さず見せる
「構造現し」という造りが特徴です。

木がそのまま見える家は、本当に気持ちがいいんです。
ただ、見せるからには、ごまかしがききません。
なぜかというと、梁の通りがバラバラだと、どうしても美しく見えないからです。
梁の通りがそろって、整然と組まれていてはじめて、「あぁ、きれいだな」と感じてもらえる。
だから、無垢材を構造現しで見せるには、最初の「構造計画」がとても重要になります。
デザインは、構造と一緒に考えるものなんです。

美しさだけでなく、地震に強い家であることも、私たちは絶対にゆずれません。
そのために、構造計算は「許容応力度計算」で行っています。

ソーラーコムが使っているのは、京都や奈良のお寺や神社にも使われてきた、「長ほぞコミ栓(ながほぞこみせん)」という伝統工法です。
仕組みは、こんな感じです。
①柱と梁の接合部に、長いほぞ(木の突起)を差し込みます
②そこに、硬い木で作った「コミ栓」を打ち込みます
③ピンで留めるようなイメージで接合されます

何百年も建ち続けているお寺や神社を支えてきた伝統の技が、今の家づくりにも生きているんです。ロマンがありますよね。
この工法で建てるソーラーコムの家は、耐震等級が最高等級の3です。 ただ、ここで声を大にして言いたいことがあります。
「等級3だから安心」とは言い切れないんです。
国土交通省の基準では、耐震等級は3が最高で、それ以上の等級はありません。
つまり、等級3という数字には、それ以上の強さの差が表れないんですね。
だから私は、この工法なら、耐震等級4や4.5と言っても過言ではないと思っています。
(仮に耐震等級に3より大きいものがあれば・・・です)
それくらい自信を持っています。 なぜ、そこまで言えるのか 理由は、「木と木」で留めているからです。
金属で留めると、構造の木と金属とでは硬さが違うため、地震のときに木が痛んでしまうことがあります。
コミ栓は木と木。お互いがなじむんです。 だから、度重なる地震があっても、強度が落ちにくい。
経年変化にも強い工法です。
逆に言うと、金属で留めた家は、一度の地震には耐えても、何度も続く地震に耐えられるとは限りません。
同じ耐震等級3だとしても、です。

左が金物接合、右が長ほぞ込み栓接合※イメージ
日本に住む以上、地震は一度きりではありません。だからこそ、「長く住み続けても強い家」にしたいんです。
ーラーコムは、国産の無垢材を使うだけではありません。
産地まで、伐採に行っています。
お客様と一緒に、きこりさんと一緒に、山に入って、木を切るところから体験していただくんです。
そしてその木を、実際に家づくりに使います。



美しくて、地震にも強くて、家族の思い出になる家。
この体験は、ご家族の思い出になります。 特に、お子さんの思い出に残るんですよね。
「あの山で、パパやママと一緒に切った木が、うちの柱になっているんだよ」
そう思えたら、きっと子どもたちは、木の家を大事にしてくれます。

そんな家づくりを、ぜひ一緒にやりましょう。 山での伐採体験には、また、ぜひ参加してくださいね。お待ちしています。

ソーラーコム 代表 川口重行